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ぐるりのいずみ

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シャーロックホームズの冒険

最近お家でよく見ているのが、『シャーロックホームズの冒険』。
シャーロックホームズの冒険_a0155452_041524.jpg


1984年から1994年に放映された、グラナダテレビ制作のテレビシリーズです。
原作の挿絵から抜け出したかのようのなジェレミー・ブレットの風貌と卓越した演技、
細部まで神経の行き届いた原作に忠実な演出で好評を博したものです。

日本では、NHKで放映され、何度も再放送されています。

私は、子どものころからこのシリーズが大好きで、ビデオに録っては、何度も何度も
繰り返し見ていました。

今見ているのは、最近出版されている宝島社のMOOKのシリーズですが、
実は、私、このホームズシリーズのDVDを買うのは、3度目。

1度目は、NHKで放映した吹替え版と英語版の両方を収録したDVD-BOX。
この時は、DVD-BOXが1、2に分かれていました。
長い間ずっと欲しいと思っていて、確か就職して2回目のボーナスで、「えいやっ!」と
決心をして買いました。
それでも、1、2と両方一度に買う余裕はなくて、BOX2の方だけ。
BOX1は、そのうち買おうと思っていました。

2度目は、同じく吹替え版と英語版の両方を収録したDVD-BOXの完全版。
NHKでの放映時にカットした場面も新たに吹替えして、BOX1、2に分かれていたものを
今度は、24枚組で1セットにしたもの。
そのうち買おうと思っていたBOX1が、店頭から姿を消してしまったため、
「半分持ってるのに・・・」と思いつつも、やっぱり残り半分の回と完全版の欲しさに
買ってしまいました。

そして、今回の宝島社のものが3度目。
これは、英語版のみの収録ですが、英語と日本語の脚本集がついています。
このMOOKが書店に並んでいるのを見た時、買うかどうかすごく悩みました。
すでに完全版持ってるし、無駄だなぁ、と。
でも、東京に引っ越す時に、荷物を減らすため、完全版のDVD-BOXを実家に
送ったままになっていたので、そろそろ見たいなぁと思っていた頃だったし、
「脚本もついてて、単価も高くないし、好きな回だけ買えばいいじゃないか!」と
買い始めたのが運のつき。
買った当初は1、2冊、と思っていたのが、最近確実に増えていっています・・・
そして、部屋のスペースを侵食しています。

それでも、やっぱり集めて見たいと思ってしまうのは、このシリーズが好きだから。
とにかく、ホームズを演じるブレット氏が素晴らしい!
ホームズを演じた役者さんは、数多くあれど、私にとってのホームズは、ブレット氏以外にありません。

このシリーズでは、ホームズだけでなく、ワトソンを演じたデビット・バークとエドワード・ハードウィックの2人も高く評価されています。
バーク氏は、シリーズの前半『最後の事件』まで出演。
ドジでおバカなホームズの引き立て役として描かれることの多かったワトソンを、
ホームズの信頼に足る、知的で勇敢で愛敬のある人物として演じています。
バーク氏の演技により、ワトソンは、そのイメージを大きく変えたといわれています。

ハードウィック氏は、バークの氏の降板により、後半の『空家の怪事件』以降に出演しています。
好評であったバーク氏の後を継いで、出演した当初はかなりプレッシャーを感じたという話ですが、
バーク氏に作ったワトソンの人物像を壊すことなく、新しい魅力を見せています。
この二人なしには、このシリーズのホームズはなかったろうと思います。

このシリーズの良さは、まだまだあげればキリがないので、これ以上は書きません。
言葉で伝えるよりも、とにかく、「見てみて!」と言いたい。
見れば、きっと、その面白さが感じられるはずなので。
by simo_kuri | 2010-03-10 02:03 | 見る