ぐるりのいずみ

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本とあめぴょん & ふくらまし飴細工

不忍ブックストリートの期間中、『あめ細工 吉原』さんでも、「本を舐める」という企画を
開催しています。
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本の形をした飴細工です。
これは、いつもの飴細工ではなくて、『有平糖細工』。
茶道のお茶菓子に使われることの多い細工もの。
本の色によって、味も違うんです。

古本っぽい3冊セットをいただきました。
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それから、もちろんあめぴょんも。
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二宮金次郎あめぴょんです。
勤勉の象徴のはずなのに、あまり勉強してないように見えるのは気のせいだろうか・・・

そして、実は、ここからが本題。
この日は、ふくらましの飴細工を作ってもらうために『吉原』さんに来たのです。
子どもの頃、屋台のおじちゃんがしていたのを見て以来、忘れられなかったふくらましの技法。
一度見たいと、前々から吉原さんにお願いしていたんです。

昔は棒ではなく、葦を使っていて、おじちゃんが息を吹きいれてふくらましていましたが、
今は、衛生上の問題から、人が息を入れて作ったものを売るのは禁止。
なので、血圧計のゴム球?みたいので、空気を入れるのです。
お願いした時に「道具を出しておきますね」と言われたので、ゴム球みたいのだけと思ってたら、
ドーン出てきたのがコレ。
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吉原さんが、店舗を持つ前に使っていた道具箱だそうです。
ちょっとわかりにくいんですが、奥の方の側面に、ゴム栓をした試験管みたいなものがついています。
この試験管状のものの下に、ゴムポンプがくっついているんですね。
道具箱に据え付けになっているので、道具箱ごとの登場となったわけです。
こんな大きいものをわざわざ・・すみません。ありがとうございます。

作ってもらったのは、ふくらましの基本。小鳥です。
こうシュコシュコしてふくらますわけです。
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もう、ちゃんと見たいし、写真も撮りたいし、アセアセしていたので、上手いこと撮れませんでした。
ふくらました飴を斜めに伸ばして、頭をつぶして、しっぽとくちばしを作って、完成。
まぁ~、何とも昔なつかし。
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鶴もいっしょに作ってもらいました。
こちらのくちばしは、はさみで切るのではなく、すーっと引っ張って、そのまま先をちぎって
形にするんです。
シンプルで素朴な形と羽模様。
でも、このシンプルさの中に、何とも言えない愛らしさと美しさがあると思うのです。
特にしっぽの辺りの微妙な丸みがお気に入り。

鳥だけでもかなり感動だったのですが、ふくらましで是非作って欲しかったのがこれ。
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ハリセンボンです。
まんまる具合とトゲトゲ、びっくりした感じの目がステキ。
このぷーっと膨れた感じは、ふくらましならではですよね。

念願かなって、ふくらましの飴細工を堪能しました。
家に帰って何度も飴細工を見ては、うれしくてニヤニヤしてしまいます。

そういえば、ゴールデンウィークは、いつにもまして子ども連れのご家族のお客様が多いようです。
私がお店にいる間にも、何組かいらっしゃいました。
飴細工が出来上がるのを見ている子どもたちの姿を見ると、すごく夢中になって見つめていて、
出来上がるとほんとうにうれしそうな笑顔になります。
見ているこちらまで、思わず笑顔になってしまうような。

こどもだけではありませんが、飴細工を作ってもらった人は、みんな笑顔になります。
そんな笑顔を見ながら、もっともっと飴細工師さんが増えればよいのになぁと心から思いました。
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by simo_kuri | 2010-05-05 00:55 | 買う