ぐるりのいずみ

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あけびの肉詰め

9月に入って、まだ残暑は続いていますが、吹く風に秋の匂いが感じられるようになってきました。

八百屋さんの店先にも、秋が到来。

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今年初のあけびを見つけました。
6コ入りで700円。

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あけびというと、ぱっくり割れた皮から覗く、白い果肉を食べる、というのが一般的。
でも、あけびの皮部分も食べられると知ったのは2年前。

五十嵐大介さんの『リトル・フォレスト』に、あけびのサブジ風が出ているのを見てから。

うす甘い果肉とは違って、皮の方は、ふかふかとやわらかい茄子のような食感で、
アクがあり苦みが強いので、天ぷらや肉詰め、味噌炒めなど、油や味噌と一緒に調理することが
多いです。

去年は1口大に切って、味噌炒めやドライカレー風にしたのですが、今年は肉詰めに挑戦。

まずは、中身の肉味噌、具は私好みで適当に。

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にんじん、ピーマン、ひき肉、しいたけ、しめじ、えのき。
甘めの味噌で味つけして、果肉を取り除いた皮に詰めます。

かんぴょうで巻いてとめてみたけど、うーん、こんな感じでよいのかなぁ?

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これを揚げていきます。

とはいっても、しっかり揚げ物するのが面倒だったので、(油のストックもなかったし)
多めの油で、炒め揚げに。

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焦げる心配と、中までしっかり火を通したいジレンマに、火を弱めたり強めたり、
ふたをかぶせてみたり・・・

色々してみたけど、どうもうまく行かなくて、30分位揚げてました。
何とか中まで火が通って、引き上げてみたけど、最後に強火にしたおかげで、結局焦げた・・・

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焦げた薄皮を取り除いて、食べてみると、甘い肉味噌とほろ苦のあけびの相性もよく、なかなか旨い。

でも、今までの手間を考えると、うーん、割に合わん。

お肉に火を通してから詰めるようにするか、炒め揚げじゃなくて、蒸し焼きにした方がラクそう。
あ、オーブンでホイル焼きってのもいいかも。

肉詰めは手間かかるから、炒め物も作ってみました。
奥が、カレー粉とケチャップで味付けた、サブジ風。
手前が、味噌炒め。

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苦みがあるから、濃いめの味付けが合うのね。

ちなみに、果肉の方もちゃんと食べてます。
種が多くて食べづらいのが難点だけど、ふるふるとした食感と上品な甘さは、ほかの果物には
ないものだなぁ。
まぁ、見た目、カエルの卵っぽいけど。

『リトル・フォレスト』の中で、
「和菓子が目指してるのってこのカンジだよね」
という台詞があるのだけど、まさに!

この間京都で食べた『出町ふたば』のくずまんじゅうを思い出しました。
食感といい、ほんのりとした甘みといい、あのくず部分の味と似てる。

あぁ、そうかぁ、と妙に納得。

秋はまだ始まったばかり、これからまだまだあけびが楽しめるかなぁ。
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by simo_kuri | 2011-09-15 01:18 | 作る