ぐるりのいずみ

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<   2010年 04月 ( 26 )   > この月の画像一覧

貴船神社 -京都 春のたび 2日目②-

出町柳から叡山鉄道で30分。貴船口駅に到着です。
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貴船口駅から貴船神社までは、約2キロ。
「歩こうか、バスに乗ろうか、どうしようか?」とAちゃんと話しているうちに、バス到着。
あっさり乗ることに。
貴船の停留所に5分位で到着。ここからは歩き。
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前日は一日雨が降ったり止んだりでしたが、この日はいいお天気。
川沿いの道は緑も鮮やかで気持ちがいい。
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前日の雨で水量も増えているのでしょうか。

ほどなく見えてきたのは、『貴船神社』の鳥居。
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鳥居の左右には、杉と欅の大木が。
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早速お参り、といきたい所ですが、その前に腹ごしらえ。
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鳥居のすぐ近くのその名も『鳥居茶屋』さんで鮎茶漬けをいただきました。
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鮎の炊いたのをご飯の上にのせて、煎茶をかけて。
鮎が柔らかくて、頭からしっぽまでまるごと食べられます。

お腹が満たされた所で、参道を登ります。
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参道脇の石垣?には、苔がふさふさ。
苔好きを自認するAちゃんと二人、苔を撮影することに夢中。
なかなか上まで辿りつかない。
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貴船・鞍馬は、どこに行っても見事な苔が多くて、この後もたびたび苔の写真がでてくるかと
思いますが、ご容赦くださいませ。

本宮について、やっとお参り。
ご祭神は、高龗神(たかおかみのかみ)。
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本宮横の灯篭も、ちゃんと桧皮葺でした。妙に感心。
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『貴船神社』には、水占というおみくじがあります。
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こういうおみくじの紙を
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ご神水にうかべるんです。
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そうすると文字が浮かびあがってきます。
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「大吉」でした!
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おぉ~、なんかいいこといっぱい書いてあるぞ。やったね。

本宮の近くには、ご神木の桂の木があります。
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桂って、生えている所を初めて見ました。
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こんな木だったのですね。不思議な雰囲気のある木だ。

本宮を後にして、周りの景色を楽しみつつ、さらに上に登ります。
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桜もまだ咲いていました。
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奥宮と本宮の間には、結の社があります。
ご祭神は、磐長姫命。縁結び神様として知られていて、お社の裏には、結び文がいっぱいでした。
良縁を願う人の熱意にちょっとあてられそう。

これは相生の杉。
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大きな木というのは、それだけで畏敬の念が生まれます。すごいなぁ。

奥宮に続く道を歩いていてふと見上げると
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緑の巨人に見下ろされていました。

奥宮のご祭神は闇龗神(くらおかみのかみ)。
呼び方は違いますが、高龗神と同じ神様です。
「そういえば、『陰陽師』に雨乞いのために、晴明と博雅くんが反閇する話があったなぁ」
とぼんやり思い出しました。

奥宮のすぐ横には、船形石があります。
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神武天皇の母、玉依姫が貴船に参られた時に乗ってきた船を、人目に触れないように
小石で包んだのがこの石だとか。
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ちょうど椿が咲いていました。
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紅色の花が散った様は、鮮やかで惹きつけられるけれど、どこか胸がざわざわします。

奥宮を後にして、来た道を戻ります。
陽に照らされて、屋根に生えた苔が光っています。
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川床を作っている所に出会いました。
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夏にここを訪れたら、どんなに気持ちがよいだろう。
いつか、川床を体験してみたい。

貴船神社の次は、山を越えて鞍馬寺を目指します。
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by simo_kuri | 2010-04-30 01:30 | 見る

緑寿庵清水 -京都 春のたび 2日目①-

やっと2日目です。
この日はちょっと遠出して、Aちゃんと一緒に貴船・鞍馬をまわる予定。
叡山鉄道に乗るために、Aちゃんの家の近くの四条駅から出町柳駅へ。

当初の予定にはなかったのですが、出町柳に着いたら、ちょっと欲を出して、
『緑寿庵清水』に寄り道しました。
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皇室の引出物として使われる金平糖の老舗。
天然素材を使った色々な味の金平糖を作っていることで知られています。
金平糖はすべて手作りで14日~20日かけて作られるます。
大量生産できないので、お値段も張りますが、人気があるので夕方には小袋が売り切れて
しまうことも多いとか。

お店に近づくにつれて甘~いよい香りがただよってきます。
Aちゃんと二人、あまりの香りの良さにテンションUP!
お店に入ると、まだ午前中だったので、小袋も種類がそろっていました。
それでも、一番人気の天然いちごと天然水サイダーはなくなっていましたが・・・

色んな種類があるので、どれも欲しくて目移りしてしまう・・・・
予算があれば、あれも、これも、買い占めてやるのに。

金平糖は、砂糖を固めたものなので、当然甘いですが、緑寿庵さんのものは、甘みが
柔らかくて品があります。
いちごやみかん、コーヒーやチョコ味など色々ありますが、天然素材を使っているので、
いわゆる「いちご味」という作られた味ではなく、ほんとに素材の風味。

迷いに迷って厳選した結果、4月限定の「さくらんぼ」。
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これは5袋セットなので、Aちゃんと半分こ。
それから、「桃」、「巨峰」、「蕎麦の実黒糖」。
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これから貴船に行くのに、荷物が増えてしまいまいしたが、朝からほくほく、足取りも軽く
叡山鉄道に乗り込み、いざ、貴船へ!
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by simo_kuri | 2010-04-29 11:50 | 買う

ゆばんざい こ豆や -京都 春のたび 1日目⑦-

一日目のお夕飯に選んだのは、『ゆばんざい こ豆や 錦店』。
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「ゆばんざい」は「ゆば」+「おばんざい」。
上田湯葉店がプロデュースする料理店なので、ゆばのメニューが豊富。
友人Rが教えてくれたお店で、話を聞いてからずっと来たかったお店です。

まずは、ビールで喉を潤します。
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お通しは、佃煮と汲み上げ湯葉のオリーブオイルがけ。
続けて、汲み上げ湯葉いろいろちょっとずつ。
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左から、海苔の佃煮、明太子、バルサミコ、梅干し、わさびしょう油がかかってます。
湯葉がうっすら緑がかっているのは、緑大豆を使っているから。
上田湯葉店さんでは、普通の黄色大豆の他に、黒豆と緑豆の3種類の湯葉を作っていて、
こ豆やさんでも、それぞれの湯葉が味わえます。

次に頼んだのは、ゆばまんじゅう。
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ゆばの中には、ひき肉と麩嘉さんの生麩入り。
さくさくでうまーいい。
でも、なんでせいろなんだろ? 揚げ物なのに。

お野菜が欲しくなったので、海鮮キラキラサラダ。
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キラキラの正体は、テングサでした。
量が多いので、1人分の量にしてもらったのですが、それでもボリューミー。
お刺身も湯葉もたっぷり入ってます。

ここら辺りで、日本酒が欲しいところでしたが、朝が早かったので、
「日本酒なんて飲んだら絶対寝てしまう!」と思い、ぐっと我慢。
今回の旅行で、お家に泊めてもらう予定の友人Aちゃんは、お仕事で帰りが遅くなると
聞いていたので、それまで一人でちゃんと起きて待っていないといけなかったのです。
なので、黒糖焼酎の豆乳割りにしました。

そして、湯葉と生麩の田楽。
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この生麩も麩嘉さんのもの。
左端は黒豆の湯葉、右端は黄色大豆の湯葉。
味噌と木の芽の香りはたまらんなぁ。
もちろん、湯葉も生麩も美味しいのです。
湯葉は元々好きだけど、しみじみと「湯葉ってうまいなぁ」と。

ここらでちょっと落ち着いて、湯葉の佃煮。
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これは、錦店さんのオリジナル。山椒が利いてて、お酒もご飯もススム味。
お土産にもできると言われたので、しっかりもらって来ました。

ちょっと変わったものが飲みたくて、八つ橋梅酒をいただきました。
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ニッキ風味の梅酒です。
「どんなもんだろう??」とちょっと心配しながら頼みましたが、意外に飲みやすい。
私は好きです。

カウンターに座っていると、店長さんを始め、お店の方が気さくに話しかけてくれました。
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一人でいるのは、ちょっとドキドキしていたのですが、居心地がよくて、すっかりリラックス
してしまいました。
「お腹を満たしたら、あとはカフェで時間をつぶすかなぁ」と思っていましたが、
そのまま閉店近くまでお店にいました。

そろそろお客さんが減って来た頃に、ゆばの茶碗蒸し。
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あんかけでほっこり。中はとろとろ。
そして〆は、湯葉茶漬け。
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これまたお出汁のいーい匂い。
すでにたくさん食べたのに、するんとお腹に収まりました。
でもさすがにお腹いっぱい。

ちょうどAちゃんからも連絡があったのでお店のみなさんにお礼を言って帰りました。
それにしてもいいもの食べたなぁ。
家のそばにもこんなお店あったらいいのになぁ。
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by simo_kuri | 2010-04-29 03:47 | 食べる

TRACTION book cafe -京都 春のたび 1日目⑥-

六角通り高倉東入る。
小さな間口のビルの3階に、お目当てのカフェはありました。
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『TRACTION book cafe』。

店内は、ゆったりとしていて、テーブル席、ソファ席、カウンター席と好みに合わせて
選べます。
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テーブル毎に、ひざかけ用の毛布が用意されているのも嬉しい。
壁面に張られたシールもおしゃれ。見ているだけで楽しくなります。
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大きな窓の前のテーブルに座り、注文したのは、カフェラテとチーズケーキ。
待っている間に、本棚を物色します。
book cafeだけあって、本棚も充実。
人の本棚を見るのって、どうしてこんなに楽しいんだろう。
絵本が多くあるのが、嬉しい。

懐かしい絵本を見つけました。
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M.B.ゴフスタイン作『ブルッキーのひつじ』です。
訳は谷川俊太郎さんだったのですね。
高校の時、『ブルッキーのひつじ』の歌を習ったことがあります。
懐かしくて、歌を口ずさみながら読みました。

そんなことをしているうちに運ばれてきたチーズケーキ。
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フルーツもアイスもついていて豪華!
そのまま食べて、チョコソースつけて食べて、生クリームつけて食べて、果物と一緒に食べて。
少しずつ味を変えて最後まで楽しみました。

このカフェは、11:30~24:00までオープンしています。
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夜の食事メニューも豊富なので、ランチでもお茶でも食事でも、オールラウンドに使えそう。
一人でも友達ともの~んびりゆったりできて、また訪れたカフェ。
お気に入りの場所が、また京都に一つできました。
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by simo_kuri | 2010-04-28 00:29 | 食べる

六角堂 -京都 春のたび 1日目⑤-

雨で冷えた体を温めようと、目をつけていたカフェへと向かう途中に、ちょっと寄り道。
烏丸通りから、六角通りを東に入るとすぐあるのが『頂法寺』。通称『六角堂』。
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聖徳太子が開基と伝えられる、天台宗のお寺。
本堂が六角形をしていることから、『六角』さんと呼ばれ親しまれています。
いけばな発祥の地としても知られています。

まず目に着くのが、大きな柳。
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結んであるおみくじが、雨に濡れた緑に映えて、白い花が咲いたよう。

お参りをして見渡すと、右手の池には、『十六羅漢』さん。
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羅漢さんは、何となく恐いイメージがあったのですが、こちらの羅漢さんは、
にこにことやさしい。
そしてその下には、『合掌地蔵』さん。
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お参りする人の願いを合わせた手で包んで、願いがかなうように、とお祈りされています。

それにしても、境内には鳩が多い!
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だからなのでしょうか、『六角堂』さんには、鳩みくじというおみくじが売られています。
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足元に、しっかりとおみくじを挟んでいる鳩さんが愛らしい。
おみくじを広げて見ると・・
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「吉」!
でも、これから上向きになる運勢のようで、いい気分。
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おみくじは、もちろん、柳に結びつけました。
後で知ったのですが、この柳、縁結びの柳なのだそうです。

『六角堂』さんで、元気をもらって、さらに東へ。
お目当てのカフェを目指します。
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by simo_kuri | 2010-04-27 23:56 | 見る

妙心寺 -京都 春のたび 1日目④-

こんな調子で、京都のたびを全部書き終えられるのか心配になってきましたが、参ります。
今回は長いです・・・

『仁和寺』を後にして向かった先は、臨済宗妙心寺派の総本山、『妙心寺』。
開創は建武4年(1337)、花園法皇が、関山慧玄を招き、自らの離宮を改めて
禅刹としたのが『妙心寺』です。
東西、南北それぞれ500mあまり、約10万坪の境内に、46ケの塔頭寺院からなる
まさに、『妙心寺町』ともいうべきお寺。

一般的にはあまり認知度は高くないこのお寺を、私はひどく気に入っていて、
京都に来るたびに足を運んでしまいます。

理由の一つは、禅寺らしい質実剛健な雰囲気が感じられるから。
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神社や密教寺院に見られる極彩色に鮮やかさはありませんが、飾り気のないどっしりとした
佇まいの中に、抑えた美しさがあります。

もう一つの理由は、生活の中にあるお寺さんだから。
小さい塔頭寺院が並ぶ妙心寺は、石畳の道が寺院の間を縫い、境内は出入りも自由なので、
暮らしの道としても利用されています。
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路地を歩いていると、自転車に乗った帰宅途中の学生さんに出会ったり、境内で遊びまわる
子どもたちを見かけたりします。
観光寺ではなく、地元に根付いたお寺さんというのが、どことなく懐かしく、好もしく思うのです。

さて、『妙心寺』について、まずは拝観の申込をしました。
20分間隔でガイドさんが、法堂と明智風呂の案内をしてくれるのです。
法堂の天井には、狩野探幽作の『雲龍図』が描かれています。
この『雲龍図』も、妙心寺が好きな理由の一つ。
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法堂の左側から見ると下り龍。右側から見ると上り龍。
法堂内は、撮影禁止なので、これはパンフレットの写真。
息を飲むほどの迫力があります。
ガイドさんが説明をする間じゅう、天井を見上げ続けたおかげで、首が痛い・・・
でも、何というか、目が離せないんです。
こんな龍が頭の上にいたら、胸がざわざわして、この下で説法を聞いたり、座禅組んだりなんて、
落ち着いてできないんじゃないだろうか。
そう思うのは、未熟者の証ですね。
でも、心奪われることは確か。

お次は明智風呂。
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明智光秀が、本能寺の変の後に立ち寄り、匿ってくれたお礼にと置いていった金子で建てたのが
このお風呂。
光秀の菩提を弔うため、といいますが、お風呂というのが面白い。
浴室は、押入れのようなつくりで、上段と下段の仕切りはすのこになっています。
下にあるお釜で湯を沸かし、すのこの上に座り、湯気を浴びる蒸し風呂です。
正確な年を忘れてしまったのですが、昭和になって重要文化財に指定されるまで、実際に
使用されていたそうです。
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お湯を流すために溝が床に作られていたり、足し湯のためのお釜があったり。
もうちょっとゆっくり見たいなぁと思う位で、ガイドは終了。
でも、ただ、見学するよりも、ちゃんとした説明を聞きながらの方がこういう時はより
興味をそそられます。

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by simo_kuri | 2010-04-26 23:22 | 見る

コジマユウジ展 「たより」@プフレーゲライヒト

京都のたびの話はまだまだあるのですが、今日はちょっとお休み。

プフレーゲライヒトさんで、コジマユウジさんの個展があったので遊びに行きました。
コジマユウジさんの作品は、シンプルな線で描かれていますが、どこかふんわりとあたたかい。

バッチをいただきました。
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コジマさんのキャラクター、ヒューマンさんの隣にいるのは、沖縄のヒーロー「琉神マブヤー」。
「マブヤー」というのは、沖縄のローカル番組から誕生したヒーロー。
うちなーぐちで、「マブイ」は「魂」という意味。
「ココロどうやって作るの?」をテーマにしているコジマさんの作品とは共通するものが
あります。

ちょうど、お店にコジマさんがいらしていたのでお話することができました。
「マブヤー」の話を出すと、ノリノリで色々話しをして下さいました。
思わぬ出会いが会って、楽しいひとときが過ごせました。
コジマさん、ライさんに感謝です。
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by simo_kuri | 2010-04-25 23:16 | 見る

仁和寺 -京都 春のたび 1日目③-

「徒然草ゆかりの」って、「仁和寺にある法師」のことだよね・・。
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仁和寺の法師のおまぬけさを描いた話なのに、こんなに堂々と書いてしまうあたり、
懐が深いということでしょうか。
『徒然草』には、「仁和寺にある法師」は度々登場し、おまぬけぷりっを披露しています。
足鼎を頭に被って抜けなくなった話とか、犬に吠えられて堀に落ちちゃう話とか。
初めて知ったのが、そんなおまぬけな話だったので、あまりいいイメージは持っていなかった
のですが、実はとっても立派なお寺さんです。
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真言宗仁和寺派の総本山、『仁和寺』。
開基の宇多天皇から明治時代まで皇族出身者が門跡を務め、『御室御所』とも呼ばれていました。
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初めて京都に来て、仁和寺を訪れた時には、その大きさと荘厳さに驚いたものです。
法皇が門跡を務める程の格の高いお寺だからこそ、その法師のおまぬけっぷりが、
おもしろくもてはやされたのかもしれません。

仁和寺といえば、『徒然草』だけでなく、「御室さくら」の名所としても有名です。
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丈の低い遅咲きの桜で、花が咲くこの時期は『桜まつり』が開催され、境内の拝観が有料になります。
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紅白幕からこっち側が有料ね。

と言っても、それに気付いたのは仁和寺に着いてから。
御室桜があるのは、知っていましたが、仁和寺にはお庭を見に行くつもりだったので
境内内外の人の多さにびっくり。
なんじゃこりゃ。
でも、拝観料を払って、境内に入ってみて納得。
一面に広がる花の雲!
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こんなに見事だとは!
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丈が低く、花が近いので迫力があります。
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桜に埋もれそう。
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いやぁ、見事、見事。
桜越しにみる五重塔がきれいで、何枚もカメラに収めました。
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これは、有料でも見る価値あり。
お花見茶屋もたくさん並んでいます。
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お昼が近いものの、見てたらこらえきれず・・・
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お花見だんごをいただきました。
正しいお花見だんごです。
これで、450円はお安い。

桜をたっぷり眺めた後は、お目当てだったお庭へ。
山門近くの御殿へ向かいます。
こちらは、桜に比べて人も少ない。お庭もすてきななのに、もったいない。
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『御所』なので、右近の橘、左近の桜。
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書院の襖絵もなかなか見応えがあります。これは、白書院。
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そして、これは、黒書院。
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りすの水墨画って珍しいよね。
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このお庭が好きで、仁和寺を訪れてしまうのです。
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お庭から見える五重塔もなかなか。
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そうそう、境内は、御室さくらだけじゃなくて、桜が楽しめます。
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『御衣黄(ぎょいこう)』という緑がかった色の桜。
控えめで美しい。
これは、『普賢象(ふげんぞう)』
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『仁和寺』では、桜に圧倒されました。
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堪能したので、次は、京都で最も好きなお寺『妙心寺』さんへ向かいます。
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by simo_kuri | 2010-04-24 23:36 | 食べる

龍安寺 -京都 春のたび 1日目②-

枯山水といえば、『龍安寺』。
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臨済宗妙心寺派のお寺です。
あんまり有名すぎて、却って敷居が高く、近くまで来たことはあっても、訪れるのは初めて。

龍安寺は、石庭ばからいが注目されますが、敷地の大部分を『鏡容池』と呼ばれる
大きな池が占めています。
池泉回遊式庭園となってて、昔はオシドリの名所として知られていたとか。

桜には遅い時期だったので、期待はしていなかったのですが、参道で早速八重桜が
迎えてくれました。
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うれしさで胸ドキドキします。
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舞い散った花びらもまた美し。

さて、方丈。
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境内では、修学旅行らしき学生さんをよく見かけました。
でも、思っていたよりはずっと人も少なく、ゆったりと拝観できました。

方丈の縁側から石庭を眺めると、枝垂れ桜がまさに見頃。
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モノトーンの石庭に、桜の薄ピンクが映えます。

『龍安寺』の石庭は、作者が不明で、作庭にも謎が多いといいます。
大小15個の石は、『虎の子渡し』とも『五山』とも『心』の字とも言われています。
そういった謎ときは、ミステリーのようで、面白いですが、
難解な庭の解釈よりは、ただお庭の美しさを愛でたいと思ってしまいます。
お庭と対峙した時に自分の心に浮かぶものを感じていたい。

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とはいいつつも、「どこから見ても石が14個しか見えないつくりになっている」という
ガイドブックのコメントを読んで、何度も石を数えたりしていましたが^^;

石庭を囲む土塀は、奥行きを感じさせるために、奥にむかって高さが低くなっています。
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石庭もいいですが、方丈を囲む小さなお庭もすてきなんです。
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なんだが、もこもこな苔となみなみな木の根。
なめらかな絨毯を思わせる。
京都のお庭は、苔の質・量ともに豊富で、苔好きの私にとっては見逃せないところ。

方丈に裏には、水戸光圀の寄進といわれているつくばいがあります。
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「吾唯足知(ワレタダタルヲシル)」。
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もみじの新緑も美しい。
この時期、どの木々も若芽が萌え出して目に鮮やかですが、もみじの美しさは格別。
今回、京都に来る目的の一つは、「新緑のもみじを見ること」。
1日目から、すでにご満悦。

方丈を出たら、境内の庭園をぐるっと巡ります。
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ちょうど、庭木のお手入れをしているところでした。
あんな枝の先で作業を!
職人さんですねぇ。

何だか面白い形の杉。
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植木やさんに聞いたところ、「北山杉」といって、この形は独特のものなのだとか。

北山杉の間の小道を抜けると
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枝垂れ桜が満開。
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雨が降ったり止んだりの憂鬱なお天気が恨めしい。

でも、雨の鏡容池もまた、風情があります。
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池とともに眺めるお山。
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ところどころピンク色に染まっているのがかわいらしい。
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その名の通り、水面の映り込みが楽しい。
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名残惜しい気持ちを抑えて、境内を出ました。

『きぬかけの路』を通って、お次は『仁和寺』を目指します。
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by simo_kuri | 2010-04-23 02:54 | 見る

伊右衛門サロン -京都 春のたび 1日目①-

京都のたびのはじまりは、『伊右衛門サロン』と決めていました。
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今回は、久々の京都なので、やりたい事がぎうぎう。
がっつり楽しむために、始発の新幹線に乗って、モーニングは京都で。

『伊右衛門』好きなので、サロンができたという話を聞いてから、ずっと行ってみかったんです。
お店は三条烏丸にあります。
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モーニングメニューは3種類。
どれも、おいしそうー。

ウキウキしながら、店内に入り、中庭が眺められる席に案内されました。
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IYEMONの朝ごはんとかりがね玄米茶をオーダー。

店内は、落ち着いた和モダンな空間。
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平日の9時前で、お客さんも少なかったので、ゆったりとした時間を味わいます。

待つことしばしで、出てきた朝ごはん。
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今日のお魚は真鯛でした。
ほんのり甘いお味噌が体に沁みる。ズッキーニ、ネギ、エリンギなど野菜もたっぷり。
「ちゃんとごはん」は、なんてうれしいんだろう。

食後には、玄米茶。
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ポットと急須が運ばれてきて、一煎ずつ自分で淹れられるようになっています。
しゃっきりしたい時には、緑茶ですが、こんなお休みの始まりには、玄米茶が丁度いい。

寝不足でへろんとした体が、静かに始動し始めるのを感じます。
これで、一日元気に歩けそうだ。

さて、まず目指すは『龍安寺』だ!
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by simo_kuri | 2010-04-20 01:20 | 食べる