『鞍馬寺』は牛若丸が修行をした地として有名です。
貴船の西門から山道を登って、鞍馬寺の奥の院へ向かいます。
しかし、日頃運動不足の私とAちゃん。
思ってた以上の山道に、すぐに息があがって、苦笑い。
新緑の中を歩くのは気持ちがいいのですが、いかんせん、登りがきつい・・・
30分位登ったでしょうか。
『奥の院 魔王殿』に到着です。
魔王殿は、650万年前に近世から舞い降りたとされる魔王尊が祀られています。
だからでしょうか、鞍馬天狗のウチワと金星の模様。
魔王殿からは山を下っていきます。
しばらくいくと木の根が道の表面をへびのように木の根が道を這っている道に出ました。
『木の根道』です。
「なるべく木の根は踏まないで」という案内がありましたが、前日の雨で、地面は
ぬかるんでいたりみずたまりだったりで、歩きにくいことこの上ない。
「こんなとこで修業したとは、さすが牛若丸」などと思いつつさらに下っていきます。
着いたのは『僧正が谷不動堂』。
不動堂の向かいには、親子のかえるさんがいました。
くりっとした目が愛らしい。
近くには『義経公背比石』。
牛若丸が奥州に下る際に、名残を惜しんで背比べをしたという石です。
でも、16歳にしては小さいよねぇ。
さらに下っていくと
『霊宝殿』に着きます。
でも、この日もう閉館していました。外から眺めてだけ。
でも『霊宝殿』から眺める山はほれぼれします。
『霊宝殿』から『鞍馬寺 金堂』へ下る途中に、百々目鬼発見!
そしてやっと、『金堂』。
金堂の左右にいるのは、「狛犬」ならぬ「狛虎」。
金堂脇の桜は満開でした。
薄紅の花びらが青空に映えて。
むくどりらしき鳥も桜を訪れていました。
金堂正面からのお山もまた、絶景。
金堂を後にして、『九十九折』の道を下りていくと『由岐神社』。
拝殿の真ん中を参道が通っているのを『割拝殿形式』というそうです。
さらに下りると『魔王の瀧』と『魔王の碑』。
瀧の上にいるのが魔王だそうです。
瀧の下にいるのは、「シェンロン?」
そして、最後に『仁王門』。
今回は、貴船側から来たので、逆回りでした。
そろそろ夕暮れ時。
山に西日が照り始めた頃、鞍馬駅に着きました。
鞍馬駅には、天狗伝説の地らしく、大きな天狗がいらっしぃました。
山登りで、足はくたくたですが、新緑の山を堪能しました。
再び叡山鉄道で、市内に戻りました。